長い夜。

2002年3月25日
金曜日に出来たCDを9枚焼いて納品だ。
なんやかんやで、最終の宅配便に乗せる。
一枚余分に焼いた分をもって代理店へ。
・・・・動かない。
先週末に起こった出来事が、そのまんま起こっている。
なぜだ?
「長い夜になりそうやな」その一言は、真実となった。

自宅へ、自分のマシンで動いたはずだ。・・動く。
家中のPCを立ち上げる。
NECのMeマシン。動かない。98メビウスノート。動かない。Xpマシン動く。
訳がわからないと思いながら、とりあえずCD-Rの表面をプリント10枚。
プログラマーさんのやっかいになるしかない。
制作したデザイナーに、プロテクトしていないCDを焼いておくように指示。
電話でプログラマーさんと話をしていて、どうやら解決のめどは付いた。
IBMの98ノートを抱えてデザイナーさんとこへ。
うちのマシンでもデザイナーさんとこのマシンでも動くんだから世話がない。
不具合の起こるマシンを持って移動だ。
明日の朝代理店からスポンサーのところまでロケ隊が出るので、その連中に届ければ、何とか間に合う。
本日は11時まで作業とか、何とか間に合わせたい。
ごにょごにょと作業をすると、なんとか動くものが出来た。
オッケー、これで焼こう。待っていてくれた代理店担当者に「なんとか11時に間に合いそうです」と返事。帰ってもらう。
Windows版をMacに移してHyblidで焼く。
・・・・動かない。
・・・なんでだ!
・・どういうわけだ!!?

ファイル名を確認。8.3形式でないファイル名はない。
とりあえず、Hyblidの際にJolietとかIsoとかいろいろ試してみる。
全然解らない。11時は絶対間に合わない。
明日の朝のロケ隊出発は8時20分だ。
私は9時15分に琵琶湖堅田でインストールだ。
間に合うのか?

プログラマーさんを呼び出す。
すでに時刻は11時だ。もう帰ろうとしていたところを引き留める。
現象を一つずつチェック。
一つずつ変えて見るも理由が全くわからない。
時刻は1時を回って、プログラマーさん、決心。
いつもの自分のやり方に改造開始。
ちゃんと動きそうなところで、CD-Rの在庫が尽きた。
プログラマーさんの事務所へ移動。
一つずつ変更を重ねてゆく。
とりあえず動くものが出来たのが4時17分。
「お疲れ様〜」と別れて、戻ったらすでに、5時を回っていた。
とりあえず、食ってなかった晩飯を食らい、CD-Rを焼き始める。
・・・・遅い。なんだか、みょーに遅い。
1枚焼くのに30分以上かかっている。
しかし頭はボワボワなので、そのまま作業を続ける。
ふと気づくと7時を回っていた。
出来たCDは、まだ4枚。あと5枚!!全然間に合わない!
そのときになってやっと気づく。他のマシンにもCD-Rドライブが付いている。
奥さんのマシンと子供のノートを立ち上げる。
3台同時にガンガン焼き続ける。
8時5分なんとか9枚焼き終わる。
まだ1台が10枚目を焼いているが、バイクに飛び乗る。8:18、代理店到着。何とか間に合った。
返す刀で新大阪駅へ。堅田へ。電車の中では、眠れなかった。

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